マイナーアドナインスコード

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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マイナーアドナインスコードとは、マイナーコードに長9度を加えたコード。度数は、ルート、短3度、完全5度、長9度。コードシンボルは「□madd9」構成音間の音程は、下から短3度、長3度・完全5度。ルートがCなら、Cmadd9と表記し、構成音は「ド.ミ♭.ソ.レ」。

テンションコードの一つであり、片手で入力する場合は、テンション音を1オクターブ下げて弾く。これにより、Cmadd9の構成音表記は、「ド.レ.ミ♭.ソ」、度数は「1,2,♭3,5」となる。長9度は長2度になる。

短3度と長9度が長7度の関係にあるため、切なさの象徴となり、マイナーコードに更に切なさ・悲しい感じが増したような、繊細な響きで、どことなく和の響きを感じさせる響きを持つ。

また、長9度をオクターブ下げて長2度にすると、短3度と半音でぶつかるため、やや強い緊張感を持つ。