ボタボタ
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『ボタボタ』は、板垣巴留の漫画作品。『BEASTARS』で漫画家デビューした板垣の初の本格人間漫画である[1]。
『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)№2740(2021年1月8・15日号、2020年12月25日発売)より短期集中連載された[1]。全8話。単行本は全1巻[2]。
あらすじ[編集]
主人公・氷刈 真子(ひがり まこ、29歳、Fカップ、美女)は、極度の潔癖症であり、「汚いものに触れると鼻血が出る」という特異体質であった[2]。
この体質故に、性行為ができないでいたのだが、真子は人並みの触れ合いや全身全霊で人を愛することに憧れを持っていた[2]。そんな真子が愛を求めて、男性と身体を重ねようとする様子を描く[2]。
真子は自分の体質を克服するために、誰にでも「セックスをしよう」と持ちかける。真子本人は「愛は汚くないと教えてほしい」「普通の人間になりたい」のであるが、ホテルに入った相手の男性はキスしたら鼻血を大量に噴く真子にドン引きすることになる。また、真子のほうも相手の男性器の煮沸消毒しようとしたり。
白ヒゲとボイン[編集]
『白ヒゲとボイン』(しろヒゲとボイン)は、『ボタボタ』単行本に収録されている板垣巴留の短編漫画[2]。
2018年に『週刊漫画ゴラク』に掲載されており、板垣が描く「初の人間マンガ」という触れ込みで掲載された[2]。
- あらすじ
- 風俗嬢は白ヒゲをたくわえた大柄な男とホテルに入ったが、男は風俗嬢には目もくれず高カロリーな食事を摂りつつノートパソコンのキーボードを叩いていた。
- 実は男はサンタクロースであり、プレゼントの配送先リストを作成していたのだった。結局、行為は何も無しで、ホテルを出る際に、男はかつて渡し漏れていたプレゼントを風俗嬢に渡した。