プラレール最速記録

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ここではタカラトミー(旧トミー)が発売している『プラレール』を用いた最速記録について述べる。ついでにライバル製品のNゲージなどの速度記録についても述べておく。

プラレール記録[編集]

2024年現在、以下の記録が確認されている。

速度 日付 車両 方式 記録者 備考
153km/h 2020年3月29日 プラレールトーマス ロケット花火
(ワイヤーロープ固定)
HANADEN
Inspire The Next
(はなおとでんがん)
ワイヤーロープに固定したロケット花火を推進力としたプラレールトーマス。
プラレールの車両は使用しているが、プラレールのレールの上を走ってないので微妙かもしれない。
150km/h(推定) 2023年10月7日 E5系 新幹線 はやぶさ 電動モーター巻取り式
(鉄板挿入レール磁石固定)
BvqRzxi5 RZモーターを使って車体そのものを糸巻きの要領で引っ張りまくるという方式。
一度行うとあらゆるものが大破する超危険なもので、速度計は160km/hと映像計算は140km/hでふらつきが起きている。
このため推定公称値ということでこの中間の150km/hとしており、上記のはなでんの記録についても動画内で言及していた。
105.9km/h
(推定)
2012年2月19日 (独自設計) ゴムパッチン めいてむし 独自に設計したボディで、ゴムによるアナログな推進を使用。
しかし制御が効かずにカメラの三脚と激突して車両は大破した。
102.9km/h 2022年12月30日 南海50000系電車・ラピート CO2カートリッジ
(鉄板挿入レール磁石固定)
BvqRzxi5 モデルガン等で使われているCO2カートリッジを推進力にした、独自設計シャシーと車輪、更に磁石固定方式も採用。
100km/hを超えたプラレールの中でレール上をちゃんと走る初記録となっている。
61km/h 2022年5月5日 E5系 新幹線 はやぶさ 京商MINI-Z用モーター
(ミニ四駆用レールコース固定)
BvqRzxi5 ミニ四駆用のコースにレールを横に引くという「加速器」のようなレイアウトとなっている。
コースの内側には外側に行かないようおもりが搭載され、レールには潤滑剤を塗布し、充電率も高い状態でテストされている。
60.01km/h 2021年12月29日 E5系 新幹線 はやぶさ 京商MINI-Z用モーター
(鉄板挿入レール磁石固定)
BvqRzxi5 通常のプラレールでは使用されないバッテリーやモーターに改装し、独自設計したシャーシ・チタン製クラウンギアも装備。
後述する神トレインの企画を個人レベルで凌駕。
36km/h? テレビ番組等の企画で出した記録、テレビ東京の「神トレイン」企画とは別?
32.4km/h 2016年11月29日 E4系 新幹線Max 独自設計モーター
(鉄板挿入レール磁石固定)
五十嵐電機製作所
テレビ東京
独自設計のモーターやシャーシ、金属製ギアに加えてレールに鉄板を挿入した磁石固定方式を採用。
3両編成にそれぞれモーター・バッテリー・制御コンピュータを搭載したV150プロジェクトに似る構成。
18.4km/h 18.4km/hが公称値となっているが、これは32.4km/hは最後に脱線しているので非公認記録になっているのかもしれない。
4.025km/h 2018年6月3日 東京モノレール10000形 モーター Monorail channel モノレール車両最速記録
ベース車両をシャーシやらパーツなどを全て改造したチューニングカーによる最高速チャレンジと似た構成。
?km/h 2012年8月2日 (独自設計) 噴出花火 patyurisama ロケット花火や噴出花火を早い段階に搭載しているが、むき出しの状態でレール脱線対策もないものだった。
また記録機等も無いため、速度は不明となっている。

その他の記録[編集]

プラレールではなくライバルのNゲージなどの記録。

速度 日付 車両 方式 記録者 備考
66km/h 2022年5月27日 (オリジナル) ゴムパッチンガイドレール kagemithu 『ド・ドンPower』をベースにリニアにも採用されている左右のガイドレールを搭載した『実験軌条』の装置。
ガイドレールそのものもNゲージ用のレールを採用し、太めのゴムとオリジナル車両で記録を樹立。
49.17km/h 2021年12月10日 (オリジナル) ハイパーループ kagemithu 『トンネルPON』に『ハイパーX』という掃除機2台を使用したハイパーループ装置。
走行実験も実施していたがあまりの速さに脱線しまくっていた。
40km/h 2017年8月18日 ML-500 プロペラ 江川芳章 「韋駄天(いだてん)! スピードコンテスト」で記録したHOゲージのギネス認定世界記録
37.03km/h 2022年3月25日 N700系 N700S ゴムパッチン kagemithu 『ド・ドンPower』というNゲージのレールに独自設計の橋脚とゴムパッチン装置を搭載した方式。
カントレールの実験等も実施していたため台車や車輪に負荷がかかって大きなダメージを産んでいたとのこと。
28.81km/h 2021年12月10日 (オリジナル) 急坂慣性 kagemithu 『トンネルPON』の急坂の高さを更に上げて線形を良くした改良型の記録。
22.07km/h 2021年9月17日 (オリジナル) 急坂慣性 kagemithu 『トンネルPON』というトンネルドンを再現する装置で出した記録。(急坂を一気に下って速度を出す方式)
形状は現行新幹線のものを参考にしたものとなっている。

ちなみにkagemithu氏は速度とは別に明石海峡大橋のNゲージ完全再現にも挑戦し、2022年9月にギネス記録の申請を行うほどの超巨大レイアウトを作り上げている。