ハープシコード
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ハープシコードとは、ピアノが発明される以前に、古くから最も普及していた鍵盤楽器で、バロック音楽でよく用いられている。外見はピアノ系であるが、ハンマーで弦を叩くピアノとは異なり、弦を弾いて発音する。音はアタック感があり、タッチレスポンスは無く、音量は常に一定である。鍵盤の色は、色が反転しており、白と黒が逆になっている。ピアノの白鍵に当たるキーは黒で、ピアノの黒鍵に当たるキーは白になっている。鍵盤が全体的に黒いので、演奏者の手が目立つのが特徴。二段や三段のものもある。イタリア語では「チェンバロ」と呼ばれる。
中には、オクターブ上のフィートの音がミックスされたハープシコードの音色もあり、その名は「ハープシコード8'+4'」。オクターブ上のフィートがミックスされると、より華やかさが感じられる。