ハズレ席

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ハズレ席とは、鉄道車両において、窓が小さい、窓がズレている、あるいは窓が全くない座席のことである。

概要[編集]

本来、鉄道車両の窓は座席に合わせて配置されるのだが、改造によってシートピッチを拡大したり逆に縮小したりした場合、窓の位置と座席の位置がズレてしまうため、車窓が全く見えない事態に陥る。そのような座席は「ハズレ席」と呼ばれ、旅人からは忌み嫌われている。

ハズレ席の発生する要因[編集]

  • 普通車をグリーン車に改造した。
  • グリーン車を普通車に改造した。
  • シートピッチを変更した。
  • ドア数を変更した。

ハズレ席を持つ鉄道車両一覧[編集]

253系1000番台[編集]

成田エクスプレス時代よりもシートピッチを拡大した結果、窓と座席の位置が合わなくなり、多数のハズレ席が発生する事態となった。ただし、グリーン車を改造したクハ253形1000番台だけはシートピッチがあまり変わっていないため、こちらにハズレ席はほぼない。

サロE257形2000番台[編集]

元々半室グリーン車だった車両を無理やり全室グリーン車に改造した結果、元普通車の部分はグリーン車のくせに窓割りが全く合っていないという悲惨な事態となった。

クロハ288形[編集]

元々全室グリーン車だった車両を半室グリーン車に改造したため、普通車部分は窓割りが全く合っていない状態になった。

223系 Aシート車[編集]

JR西日本お得意の魔改造を施して普通車を有料座席車両に改造した結果、窓割りは全く合わなくなりハズレ席が大量発生してしまった。

125系[編集]

2ドア車なのに3ドア車の223系をベースとした車体で製造した結果、新造時から全く窓割りが合わない状態となった。

ほとんどのデュアルシート車[編集]

ロングシートでの運用を可能とした都合上、窓割りは全く合わない結果となってしまった。