ハクビシン

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ハクビシン
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 食肉目 Carnivora
: ジャコウネコ科 Viverridae
亜科 : パームシベット亜科 Paradoxurinae
: ハクビシン属 Paguma
: ハクビシン P. larvata
学名
Paguma
J.E. Gray, 1831
Paguma larvata
(Smith, 1827)
和名
ハクビシン (白鼻心)
英名
Masked palm civet
called the gem-faced civet
Himalayan palm civet

ハクビシンとは、ジャコウネコ科の哺乳類である。

形状[編集]

体長 50–60 cm、尾長 40 cm。

体の大部分は灰茶色で、頭と足の先、尾は黒く、両目の下と耳の根元に白い模様がある。

分布[編集]

東南アジアからアフリカに分布する。

生態[編集]

雑食性で、ネズミ昆虫カニ果実木の葉蜜柑枇杷の実を食べる。

日中は岩穴や樹洞で過ごし、夜間に活動する。

春秋に、子供を2–4匹ほど生む。

日本のハクビシン[編集]

第二次世界大戦後、増加しており、近年は都市部に現れるようになっている。

この影響で、庭木を荒されたりしている。

在来種か外来種か[編集]

ハクビシンは在来種説と外来種説がある。

外来種説
化石や遺跡からハクビシンの物的証拠が見つかっていない。
生息地は飛び地である。これはよくある外来種の生息域パターンである。
在来種説
雷獣としてハクビシンが描かれている。
化石や遺跡で見つからないのは、まだ見つかっていないだけである。

遺伝子解析[編集]

2010年の研究によると、日本のハクビシンは台湾の個体が持つミトコンドリア (mt) DNAタイプを持つ事が分かり、少なくとも一部の個体は台湾由来であると判明した[1]

同年に発表された論文で、mtDNAシトクロムb分析では、日本東部の個体群は台湾西部に由来し、日本西部の個体群は台湾東部が原産地であるとされた[2]

シトクロムbハプロタイプ分析において、東日本のものは、三系統に分かれ、放流されたのは1回では無く、複数回の可能性が高いとされた。

出典[編集]

  1. 増田隆一「ハクビシンの多様性科学」、『哺乳類科学』第51巻第1号、日本哺乳類学会、2011年、 188-191頁、 doi:doi.org/10.11238/mammalianscience.51.188
  2. Ryuichi, Masuda; Liang-Kong, Lin; Kurtis Jai-Chyi, Pei; Yen-Jean, Chen; Shih-Wei, Chang; Yayoi, Kaneko; Koji, Yamazaki; Tomoko, Anezaki et al. (2010). “Origins and founder effects on the Japanese masked palm civet Paguma larvata (Viverridae, Carnivora), revealed from a comparison with its molecular phylogeography in Taiwan”. Zoological science 27 (6): 499-505.