神経症
(ノイローゼから転送)
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神経症(独:Neurose )とは、精神医学の伝統的な用語で、不安などの不適応行動を特徴とし、入院するほど重篤ではない場合が多い状態のことである。一般的にノイローゼと言われることがあるが、ノイローゼについては誤用されることがある。どの年代でも発症が見られるが、幼児期の場合だと心身が発達する時期に当たるため、特に顕著に心身症的な症状が見られる。青年期の場合だと多彩な症状が出現し、周囲に対する問題行動や自殺などの自己破壊行動として現れるようになる。老年期の場合は抑うつ神経症、不安神経症、心気神経症が多い。また、予後は慢性型が多い。
分類[編集]
- 不安神経症-不安障害
- 恐怖症->社交不安障害、特定の恐怖症
- 強迫神経症->強迫性障害
- 離人神経症->離人感・現実感消失障害、解離性障害
- 心気神経症->病気不安症
- ヒステリー->転換性障害、解離性障害
- 抑うつ神経症->うつ病、気分変調症