ドン・ボルカン -聖なる男の伝説

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ドン・ボルカン -聖なる男の伝説』(ドン・ボルカン -せいなるおとこのでんせつ)は、次原隆二による野球漫画。

週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1991年27号から同年38号まで連載された。単行本は全2巻。

「ドン・ボルカン」とはスペイン語で「活火山野郎」といった意味合いの語であり、主人公のドミニカ時代のあだ名でもある。

あらすじ[編集]

巨人対イーグルス(架空のプロ野球球団)のペナントレース開幕戦は、7回裏途中で巨人7-イーグルス0と一方的な試合展開で、帰り始めた観客すらいた。そんなイーグルスのマウンドにリリーフとして登板したのは、昨年末にドラフト外で入団したドミニカ帰りの18歳・轟喧太郎であった。投球練習無しで挑み、プロ第一球はチェンジアップのスローボール。打ち損じた瀬田がベンチに帰ろうとしたことに対し、轟は一塁に走ればセーフになるかもしれないような山なりの送球を行う。続く打者には剛速球を投げ込み、更には外国人選手を怒らせ大乱闘と、轟は「悪童」と呼ばれ、プロ野球界を震撼させる存在として認識されるようになる。

登場人物[編集]

イーグルス
万年最下位の7番目の球団。本拠地は東京。
轟 喧太郎(とどろき けんたろう)
背番号「30」。右投げ。イーグルス入団を機に禿頭にしている。
眉間に大きな向こう傷がある。
イーグルスがドミニカに作った野球学校「ドミニカ・イーグルス・ベースボール・アカデミー」出身。
御手洗(みたらい)
監督。
堀口(ほりぐち)
正捕手。通称「ホリさん」。尾張方言を話す小柄で太め。上背がないので高めに外れた球の捕球には難があるが、低めやワンバウンドの球は身体を張ってでも止める。
古株選手であり、多くの新人投手を育てた。
大塚(おおつか)
背番号「25」。
右投げ投手。ナックルボーラーであるが、100球肩でスタミナは無い。
瀬川(せがわ)
背番号「27」。ショート。
根津(ねづ)
眼鏡着用。
嶋(しま)、町田(まちだ)
投手。
巨人
瀬田
背番号「14」。オープン戦では3番打者をつとめ、轟と対戦するまでは3打席2安打2ホームランだった。
坂東 信彦(ばんどう のぶひこ)
元投手。「三振奪取マシーン」の異名をとった大投手。江夏豊も坂東を目標にしていた。自身の引退をかけ、若い島村と勝負し、野球界の事後を託して引退した。
中日ドラゴンズ
島村 貢(しまむら みつぐ)
背番号「10」。4番打者。「ミスタードラゴンズ」。配球を読むことに優れる。三冠王を獲得したこともあるが、年齢による衰えも見え始めており、轟との直接対決で三振に終わった場合はシーズン途中でも引退すると宣言を行う。
その試合で轟の剛速球に振り遅れないよう、島村は1cmメートル短いバットを用い、轟のほうは敬遠のように3球ボールを投げ、遊び玉を使えなくしてから勝負を行った。轟が投げる14球をファールし轟を追い詰めるものの、三振に打ち取られ、宣言通りに引退する。なお、轟のほうもこの勝負のため通常より爪を長くしており、最後のストレートを投げた際に爪が剥がれていた。