トヨタ・ハイラックス
ハイラックス（HILUX）とは、トヨタ自動車が製造しているピックアップトラック型のクロカンSUV、LサイズのクロカンSUVである。SUV型貨物自動車。2017年以降、日本国内で新車として販売されている唯一のピックアップトラックである。クロカンSUVをベースに、後方に屋根の無い大きな荷台が付いていて、荷台がむき出しになっている4ドアボンネットトラック型SUVで、アウトドア（アウトドアフィールド）に向く。後席と荷台を備えたダブルキャブになっている。ハイラックス系(ハイラックスシリーズ)の車。
タイヤ外径は776mmとあり、ビッグタイヤで、最低地上高が215mmと十分に高く、シャーシの構造は頑丈なラダーフレームという重いシャーシが採用され、ボディを支える力が強い。全長は5340mmと長く、全長がビッグボディ・ロングボディで、比較的トラックに近い全長で、最小回転半径は6.4mとなり、Uターンには向かず、取り回しには気を使う。凸凹道、起伏路、丸太道、荒れ地、林道（林間）、砂利道、段差、階段、モーグル地形(モーグル路)、砂丘、雪道、ロックセクション、石畳まで十分乗り越えられ、ハードな凸凹道のオフロード走破性が抜群に高く、登坂能力・ヒルクライミングも高く、路面の衝撃・振動に強く、あらゆる場所でもそれなりに走れる。
駆動方式は、FRをベースにしたパートタイム4WDを採用。FRの2WD走行と、変速を設定して駆動力を高める副変速機付きの4WDシステムを採用している。ダイヤル式トランスファー切替スイッチで駆動力を配分するトランスファーに仕上げてある。トランスファーは、「H2（FR）」,「H4（4WD）」,「L4」のポジションを持つ。パートタイム4WDなので、前後輪の回転数の調節の機能は付いておらず、オンロードはFRの2WDで走る。パートタイム4WDは、センターデフを持たないため、4WD使用時は、どの4WDモードに関係なく、タイヤの回転数は前輪50％：後輪50％限定固定で、直結4WD限定で、センターデフロックのみと同じ扱いの状態になる(？)。パートタイム4WDにおける4WD使用時は、ハンドルが重たくなる。
走行中の状態で、2WD(H2)⇔ハイレンジ4WD(H4)の切り替えは、時速100km/h以内の速度範囲で行う。
トランスファーレンジを「H4⇔L4」の切り替えは、停車状態にして、チェンジレバーをNにしてから行う。
通常走行の2WD(FR)は「H2」で、タイヤの回転数は、前輪へのトルク配分を行わず、前輪0％：後輪100％となる。
リヤガラスのエリアが縦28.2cmで、上下に狭い。
エンジンは、直列4気筒2.4Lディーゼルターボを搭載。
- ハイラックスのパートタイム4WDにおけるタイヤの回転数
| パートタイム4WDのレバー位置 | タイヤの回転数 |
|---|---|
| H2 | 前輪0％：後輪100％ |
| H4 | 前輪50％：後輪50％ |
| L4 | 前輪50％：後輪50％ |
- ハイラックスのパートタイム4WDの走行モード、駆動モード表とその特徴
| レバー位置 | 駆動モードの名称 | タイヤの回転数 | 路面状況、意味、走行時の特徴 |
|---|---|---|---|
| H2 | フロントエンジンの後輪駆動（FR） | 前輪0％：後輪100％ | 一般道路、高速道路のオンロード、乾いたオンロードのグリップ力が強く、常時走行、通常走行であり、軽快なハンドリング、燃費の低コストに適した走行、経済走行を実現する。オンロードはFRの2WDの「H2」で走る。「ハイレンジ2WD」ともいうが、「ハイレンジ2WD」の表記は、あまり使われない。 |
| H4 | ハイレンジ4WD、ハイレンジ直結4WD | 前輪50％：後輪50％ | 比較的激しい凸凹道、起伏路、急勾配、オフロードの急坂、ヒルクライミング、ぬかるみ、傾斜地、砂地、丸太道、林道（林間）、砂利道、石畳、ロックセクション、雪道、階段、オフロードの溝、モーグル路、ダート路といったオフロード全般を走行するモードで、起伏路で前後輪のどれかが接地せずに空転したときなどに使われ、大きな駆動力と大きなエンジントルクを持ち、これらの凸凹道のオフロードでフラット感のある安定した走りを実現し、オフロードグリップ及びオフロード走破性を向上させる。センターデフロックと同じ扱いの、ハイレンジ直結4WD。前後輪が直結され、タイヤの回転数は、前輪50％：後輪50％固定で、タイヤの回転数が均等になり、前後輪の回転差動が停止され、駆動力を全てのタイヤに伝え、全てのタイヤが凸凹道の路面をしっかり捉え、力強い4WD走行となる。 |
| L4 | ローレンジ4WD、ローレンジ直結4WD | 前輪50％：後輪50％ | 比較的激しい凸凹道、起伏路、急勾配、オフロードの急な下り坂、ヒルクライミング、ぬかるみ、傾斜地、砂地、丸太道、林道（林間）、砂利道、石畳、ロックセクション、雪道、階段、オフロードの溝、モーグル路、ダート路といったオフロード全般を走行するモードや、起伏路で前後輪のどれかが接地せずに空転したときに加え、万が一のスタック時、ぬかるみからの脱出時に使われ、低速での走破性に優れ、エンジンブレーキの効果を加えた大きな駆動力が必要なときに使用する。センターデフロックと同じ扱いの、ローレンジ直結4WD。トランスファーの変速比をローレンジにした直結4WD。 |
パートタイム4WDの各駆動モードでの速度範囲・最高速度については、「H4」のときは、速度範囲は？km/h以下、「L4」のときは速度範囲は？km/h以下。
トランスファースイッチをH2からH4またはL4にすると、4WD表示灯（4WD作動表示灯）が点灯する。更に、トランスファースイッチをL4にすると、L4作動表示灯(4LO)が点灯する。
本格オフロードSUVで、生粋のオフロードSUVでは価値が高く、大人気を維持し、本格4WDの王道を突き進む・走り抜ける車で、凸凹道のオフロード性能は一級品で、トップレベルで、上級SUVである。
ビジネスからアウトドアレジャー、アウトドア使用、快適な冒険旅行まで幅広い用途に使える。
2列目シートは足元空間が少し狭く、フル乗車は窮屈に感じるため、2列目シートはどれか1つが補助席扱いとなる。
2列目シートのどれか1つを畳むと、荷物の積載量が作れる。
タイヤサイズで、タイヤ内径について、お勧めなのは、「265/65R17」である。
ボディサイズ自体は、全幅は1855mmというLサイズで、全長5335mmとあり、ホイールベース3085mmと長く、全長とホイールベースにより、小回り性能や取り回し性が難しく、全長を除いても、車両感覚はちょっと掴みにくく、混雑した街中では少々持て余し、市街地のうち、商店街、住宅街などの狭い路地、駐車場での走行は、ちょっと運転しにくく、車庫入れ、縦列駐車などは確認しておく必要がある。全長5335mmと長いことにより、ホイールベースが長く、対地障害角のうち、デパーチャーアングルがやや小さく感じる。
タイヤ外径が776mmと大きいほど、凸凹道、起伏路、丸太道、階段、段差などのオフロード走破性能が強く、登坂能力が高く、不意の降雪などにも不安なく対応でき、SUVとしての機能が強く、あらゆる場所でもそれなりに走れる。タイヤ外径776mmというビッグタイヤは、同じ一回転で進む距離は長くなり、エンジンの回転域が低速でも大きめの速度を発生し、十分なトルクを発揮し、エンジンパワーや加速性能が高く、スムーズな発進・加速がしやすい。最低地上高215mmの高さと、タイヤ外径776mmのビッグタイヤを履いた車「ハイラックス」の乗り心地は、凸凹道を含む全ての路面の振動の吸収が高く、深く重厚で目立つような、豊かで力強い乗り心地を実現し、快適に走れる。凸凹道のオフロードで余裕のクリアランスを確保し、舗装路での安定性とオフロードの走破力を両立させている。
ハイラックスのライバル車は、サイズが近い車、ボディデザインが似た車で、2代目の三菱・トライトンが競合となり、ライバル車の2代目の三菱・トライトンと比較して値引き競争。
ハイラックス用タイヤサイズ及びタイヤ外径には、ワンサイズアップも可。純正タイヤサイズから、タイヤの外径を一回り大きくしてワンサイズアップすることにより、凸凹道のオフロード走破性をより強調させたいときに使う。条件は、タイヤ幅だけは変えないことである。ハイラックスの場合、ワンサイズアップにおけるタイヤサイズとタイヤ外径の許容範囲は、「265/65R18、タイヤ外径801mm」「265/70R17、タイヤ外径802mm」までである。その方が、フロントフェンダー、リアフェンダーの横の長さに収まる。タイヤ外径801mmとは、まさにビッグタイヤである。車検時で、スピードメーター修正できれば、スピードメーターの誤差の心配は無い。
スペック[編集]
- 販売期間=2017年9月～
- 年式=2017年9月式、前期型
- 型式、車台番号=QDF-GUN125
- グレード=X
- 全長=5335mm
- 全幅=1855mm=Lサイズ付近
- 全高=1800mm
- ホイールベース=3085mm
- フロントオーバーハング=975mm
- リアオーバーハング=1185mm
- 室内長=？mm(非公開)
- 室内幅=？mm(非公開)
- 室内高=？mm(非公開)
- ナンバープレートの分類番号=3ナンバー
- トランスミッション及び足踏みペダル、シフト=6AT
- 駆動方式=FRベースのパートタイム4WD
- シャーシ(フレーム)=ラダーフレーム（重いシャーシ）
- 車種=SUV、クロカンSUV
- ボディタイプ=ピックアップトラック型SUV、SUV、ハッチバック
- タイヤサイズ=「265/65R17、タイヤ外径=776mm=ビッグタイヤ」
- ドア数=4ドア
- シート列数、シート数=2列シート、5シーター
- 乗車定員=5人乗り、5シーター
- 最低地上高=215mm
- 最小回転半径=6.4m
- バックドアの開閉=ピックアップトラック型SUVのため、バックドアは持たない
- スペアタイヤ=リアのボディ底部の床下に格納、バックドア寄りの荷物席の下側
- 車両重量=2060kg
- エンジン型式=2GD-FTV
- パワーユニット(エンジン容量)=約2.4L、2.4L、略：2.4
- エンジンの種類=直4
- 排気量(総排気量)=2393cc(約2.4L、2.4L、略：2.4)
- 燃料(使用燃料)=ディーゼル
- チェンジレバー=P,R,N,D,±S
- 4WDモード切り替えスイッチ（4WDセレクトレバー）の場所？=
- 4WDモード切り替えスイッチ（4WDセレクトレバー）=H2,H4,〔-PUSH-〕,L4
- 4WD系コントロール操作性=一体化、トランスファースイッチ一体化
- 駆動モードの名称=
- フロントエンジンの後輪駆動(FR)「H2」
- ハイレンジ4WD、ハイレンジ直結4WD「H4」
- ローレンジ4WD、ローレンジ直結4WD「L4」
- エンジンブレーキの機能=ATチェンジレバーの「S±」のみ。オーバードライブスイッチは無い？
- バック音及びライト消し忘れ警告音の音高の周波数=1564Hz(G5より4セント低い)
- ハンドル直径=cm
- ハンドルの太さ(厚さ)=cm
- ハンドル位置=右
- フューエルリッドの位置=左
- フューエルリッドのふたの長さ=縦：18.3cm、横：22.2cm
- スピードリミッター=200km/h
- タコメーターのカウント=6まで
- メーターの数字の文字の角度=水平向き、横向き、横書き
- トリップメーターの走行距離表示の桁数=？桁
- メーターの位置=運転席正面
- 燃料タンク容量=80L
- 平均燃費=約11.8km/L
- 航続距離(1回満タン走行距離)=約944km
- ブレーキの機能=ABS標準装備
- ボンネットの縦の長さ=108cm
- 地面からボンネットまでの最高の高さ=127cm
- 室内の床からダッシュボードまでの最高の高さ（床マット無し、運転席の正面のみの最高の高さ）=cm
- 室内の床から運転席の椅子の底部までの最高の高さ（床マット無し、椅子の中央部？）=cm
- フロントガラスの広さ=幅（横）:上部cm、下部cm、縦(ガラスに沿った場合)：64.5cm
- フロントガラスの色＝全体が無彩色・無色透明
- リアガラス（バックドアのガラス）の最長の広さ=縦:28.2cm、横:cm
- フロントフェンダーの最長=縦：84.5cm、横：86cm
- リアフェンダーの最長=縦：89.6cm、横：88cm
- アクセルペダル=縦：cm、横:cm
- ブレーキペダル=縦：cm、横:cm
- パーキングブレーキの位置=レバー式（サイドブレーキ）
- 内蔵ルームミラーの最長の広さ=縦：cm、横：cm
- ルームミラーの設置場所=フロントガラスに引っ付いている
- 対地障害角=「アプローチアングル=27°、ランプブレークオーバーアングル=23°、デパーチャーアングル=24°」
- 燃料残量警告灯（フューエルリッドマーク）の色=？、色相の角度：°、「RGB値=R:,G:,B:」
- メーターの各ランプの色、各表示灯、各警告灯の色=「色数：？色」／「色相°…」「色相°…」「色相°…」
- メーターライト発光式=オプティトロンメーター、自発光式メーター
- テールランプ=
- ヘッドランプ=
- チルトステアリング機能=
- エンジンスイッチ(エンジンスターター)=イグニッションスイッチ、プッシュ式？
- サイドアンダーミラーにおける鏡の数=縦2分割の鏡、左右2分割の鏡、2面鏡式
- サイドアンダーミラーの鏡像の最長の広さ=
- 屋根の無い大きな荷台の広さ=長さ：145cm、幅：141cm
- ドアミラーの鏡像=縦:cm、横:cm
- カーオーディオ挿入スペース外径=縦：cm、横：cm
- 生産国=日本
- オプションの部品、アクセサリー
| カーオーディオ専用機器＼スペック | オーディオCDドライブ対応メディア | オーディオCDドライブ対応ファイル形式 | 巻戻し(早戻し)／早送り | カーオーディオ機器の長さ | 音量 |
|---|---|---|---|---|---|
| NSZT-W66T | CD-R、CD-RW | MP3、WMA | ○ | 縦：cm、横：cm | 0～ |
| その他 | CD-R、CD-RW | MP3 | 縦：cm、横：cm | 0～ |
