デイブ・マッカートニー

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デイブ・マッカートニーとは、さいとうたかをの「ゴルゴ13」の登場人物。ガンスミス。おそらく偽名。

概要[編集]

世界的に知られる天才メカニック。「ザ・モンキーズ」のデイビッド・ジョーンズとビートルズのポール・マッカートニーをくっつけたような安直な名前。とはいえ「神に愛された男」として知られる投石器の遣い手ダビデ王を意識したネーミングかもしれない。
初登場作品は『アット・ピン・ホール』だが、初対面のゴルゴから「喚くなデイブ!」とファーストネームで呼ばれている。
ゴルゴの七面倒臭い注文にいちいち応えている。お互い「腐れ縁」だという態度を崩さない。「長い友情関係にある」とも解釈できるが、これは『カサブランカ』のラストシーンを知らないと通じないかもしれない。ゴルゴを「あんた」呼ばわりし、悪態を吐けるほぼ唯一の登場人物である。
近年ではスピンオフ作品もある。

プロファイリングによる人物像[編集]

やせ型であり、アジア系であるゴルゴよりも背は低い。くしゃくしゃの黒髪(最近はそうでもなく白髪も混じっている)、鷲鼻、尖った顎からするとユダヤ系な感じはするが、ユダヤ教の戒律とは一線を引いており、豚肉も食えば酒も飲むらしい。移民の多い西海岸に拠点を移したようである。コート式の丸眼鏡を愛用している。
ゴルゴと最初に逢ったときは、たしかラスベガスの酒場の地下から続く工房で、駐車場の下に三百メートルほどの試射場を構えていた。
職人なので、とうぜん猫背である。腕周りが楽なワイシャツを着用し、バーテンダーが着るようなベストを着用。たぶんアンダーはモノトーンのベルトレスのパンツであり、シューズに関しては不明だが、スニーカーかそれっぽい作業靴であろう。現在の表の顔は葬儀屋であるが、エンバーミングにはさほど興味はないらしいが、人体の構造には興味があるらしい。
よく寝食を忘れて作業に没頭しているため、食生活は不規則であるらしい。
コーヒーは濃いのが好きらしく、デミタスカップを使用している模様。工房の近所のダイナーの窓際の席でファストフードっぽいのを食いながら新聞を読む、というのが習慣であるらしい。

その他[編集]

腔内弾道学・腔外弾道学に精通しており、金属素材にも詳しい。コネクションも多く、銃身や弾頭や金属材料などをどこからか調達してくる。そのせいか、「闇のガンスミス」としては有名になりすぎたらしく、ゴルゴのミッションに付合わされてしばしば拉致られている。

脚注[編集]