テレ東伝説

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テレ東伝説(テレとうでんせつ)とは、テレビ東京以外の在京他局が特別編成を組んでいる中で、テレ東は通常編成で放送する独自色の強い手法である。

概要[編集]

テレ東伝説の始まりは90年代初頭の湾岸戦争から始まったとされる。その当時、テレ東ではムーミンの放送が組まれていたが、他局が特別編成を組む中、通常通りアニメを放送していた。その時の視聴率はテレビ東京としては異例の高視聴率を記録していた。
ネットが普及した現在でもその伝統は続いており「テレ東が特別編成を組むと地球滅亡の時」とまで呼ばれる様になった。

何故、通常編成なのか[編集]

実と言うと、テレ東は95年までは特別編成を組んでいた時期があった。阪神淡路大震災地下鉄サリン事件などを長期に渡って放送していたが、その特別編成の予算が尽きてしまい、ご存じのテレ東伝説が習慣化づいたとされている。
元より、「TXN」のキー局でもあるが、同時ネットの民放局が人口集中地域に偏っていて数自体が少なく、その他の民放の「ANN」、「FNN」、「JNN」や「NNN」と比べ、全国ネットワーク機能が貧弱とされている事から、ローカル局扱い同然の通常編成でも問題無いと判断しているという。
この姿勢は多くの視聴者から評価を得ており、心の癒しとなっている。

特別編成を組む場合[編集]

テレ東は上記にも説明した通り、予算が尽きてしまったため、特別編成を組む事は難しいとされているが、震度7の震災級は30分の特別編成を組む場合がある。短時間の放送であれば、その編成を組む事ができるらしい。視聴者の間では「テレ東が特別編成を組む=緊急事態」という認識である事から、如何にテレ東が通常編成を行い、視聴者を安心させているかが伺える。

その他[編集]

在京民放局では、東京MXテレビもテレ東と共に独自色の通常編成のことが多いが、テレ東ほど伝説にはならない。