ツーステップバス

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ツーステップバスとは、車外から車内への段差が2段あるバスのことである。

概要[編集]

バリアフリー化が叫ばれる以前はこれが主流であり、ノンステップバスワンステップバスは存在していなかった。ノンステやワンステは中扉を境に段差があるが、ツーステはここに段差がない。日本ではツーステップバスは生産が終了している。

生産終了により、ワンステやノンステの導入が困難なバス路線では、良くて車両のサイズダウンや経路変更が行われるが、路線が廃止される最悪のケースもあり、バリアフリー化推進が却って人々の交通手段を奪ってしまうという皮肉な事態が起こってしまった[1]

路線バスではそうそう見なくなったツーステップバスではあるが、スクールバス送迎バスは生産終了までツーステップバスで購入し続けたところも少なくない。

ガイドウェイバスでは構造上ツーステップバスにしかできず、昇降機を設置した特注タイプとしてバリアフリーに対応している。

記事[編集]