ソリャンカ

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ソリャンカ(ロシア語: Солянка)、ゾルアンカ(ドイツ語: Soljanka、ゾリヤンカ)は、ソビエト連邦料理の一つ。旧東ドイツをはじめ、ソビエト連邦時代に社会主義国家であった東欧諸国でもよく食べられていた。

ウクライナで食べられる伝統的なスープ料理ラッソーリニクが原型となっている。

概要[編集]

ブイヨンに、キュウリの酢漬け、ザワークラウト、トマトペーストなどを入れて煮込んだ料理である[1]。ウクライナでは、日本で味噌汁のように手軽で食べられる料理である。ボルシチと同様にサワークリームをトッピングすることも多く、サワークリームを混ぜながら食べ進める[1]。

キュウリの酢漬けは、マリネ汁ごと入れるのがポイントであり、甘酸っぱく仕上がる[1]。

塊肉を煮込むこともあったが、基本的には残り物を使う料理である[1]。

ドイツ[編集]

旧東ドイツ出身の人々にとってはソリャンカは「お袋の味」となっている[1]。作り方が簡単、安上がり、その上にボリュームもあるとあって、旧東ドイツでは学校給食や社食の定番メニューであり、人気メニューだった[1]。

旧西ドイツのレストランでも提供されるようになっており、その際には「東ドイツの味」と紹介されていることもある[1]。

ドイツ首相を務めたアンゲラ・メルケルも旧東ドイツ出身であり、女性誌のインタビューではソリャンカを「東ドイツの典型的な料理」と呼んで、自身の好物であると明かしている[1][2]。

こんにちでは、「〇〇のソリャンカ」といった具合に残り物ではなく、さまざまな食材を煮込んだソリャンカも作られている。2019年11月にはバルト海沿岸にあるレストランでアンドレ・ドムケが、タイセイヨウダラを使った「魚のソリャンカ」268リットルを調理し、ソリャンカの世界記録となっている[2]。

ドイツでは、ロシアではソリャンカに入らないマスタード、ケッパー、瓶詰めのレチョー(ハンガリーの野菜煮込み)、レモン汁が入ることもあり、牛の腎臓が入った「ババリヤ風ソリャンカ」というのもある[2]。

脚注[編集]

  1. ↑ a b c d e f g h 河内秀子 (2022年1月4日). “メルケル前首相も好物、ドイツの残りものお片付けスープ。”. magamFIGARO.jp. 2026年4月21日確認。
  2. ↑ a b c アンナ・ソロキナ (2020年3月11日). “外国料理の一部になったロシア料理5つ”. RUSSIA BEYOND. 2026年4月21日確認。

外部リンク[編集]