シーケンサー (音楽)

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シーケンサー(sequencer)とは、電子楽器で演奏情報を記憶し、鍵盤で音の高さや長さを入力し、MIDIデータを再生して自動演奏を行ったり、MIDI演奏データを読み込んだり編集することを目的とした装置、およびソフトウェアをいう。GM128音色の他、XG音源のシンセ的な能力が高いサウンドと、伴奏スタイルのパターン作成・編集や、作曲・編曲といった音楽制作の機能、パワフルなMIDIトラックを備え、ハイクオリティなMIDI音楽制作が可能な機能を搭載する。音色と伴奏スタイルパターン、シーケンス機能を搭載。音を鳴らすために、鍵盤ボタンが付いている。ミュージックシーケンサー。品番は、2000年11月に発売された、ヤマハの「QY100」が使われていた。当時のシーケンサー「QY100」は、コードは、フィンガードで認識されるコードの数が最近の者に比べて比較的少なく、26種類で、限定的である。ディミニッシュ(dim)コードは、オクターブを4等分した四和音限定で、「ルート、短3度、減5度、長6度」「Cdim=Co=ド.ミb.ソb.ラ」という解釈で、7は付かない表記になっていた。ディミニッシュトライアド=マイナーフラットファイブの構成音、ルートがCならCm(b5)(ド.ミb.ソb)を入力すると、画面表示に「Ebm6」と表示され、ルートがCにならず、コード不成立で、ディミニッシュトライアドという概念が存在しなかった。Cdimは、長6度のラまで押さえないと認識されない。

普通のセブンスコード、C7の場合、5度のソを省略して押さえても、コードはC7として成立する。

QY100のコードタイプは、 *(Maj) *7 *M7 *6 *m *m7 *mM7 *m6 *m7(b5) *aug *dim *7(#5) *sus4 *7sus4 *(add9) *m(add9) *7(9) *M7(9) *m7(9) *7(b9) *7(#9) *m7(11) *7(#11) *7(b13) *7(13) の25種類だった。それ以外のコードタイプを入力すると、コード不成立となる。

シーケンサーの音源を、ピアノの鍵盤で入力するには、「MIDIキーボード」を接続する。

でも、Cdimの構成音のスペルが「シ#.レ#.ファ#.ラ」と書かれてあった場合、「シ#~ラ」の音程は、長6度とは呼べず、長6度を7度音程の考え方で書いた場合のことであり、短7度を更に半音狭めた音程で、これは、-m7度(?)、♭♭7度となり、ここで「短音程が更に半音狭くなると減音程になる」と覚え、答えは減7度(?)になるので、初めて出てきた音程であり、「シ#.レ#.ファ#.ラ」の度数は、「1,b3,b5,bb7」になるので、結論としては、ディミニッシュセブンス(dim7=o7)の意味になる。正確にはB#dimで、B#dimはB#dim7と書かれることもある。「シ#.レ#.ファ#.ラ」の四和音は、現れる場所は、キーが嬰ハ短調(C#ハーモニックマイナー)の四和音のダイアトニックコードの7番目のコードに現れ、キーがC#mの場合のコード進行に使われる。下から順に、嬰ハ短調の音階の第7音、第2音、第4音、第6音を乗せたもの。他の言い方は、G#7(b9)〔ソ#.シ#.レ#.ファ#.ラ〕のルート省略で、シ#を最低音・ベースにしたものと考えられる。「B#dim」と「B#dim7」両方表記されるが、7が付かなくても、♭♭7度が含まれる四和音扱いとして解釈される。

Cdimを、B7(シ.レ#.ファ#.ラ)のルートを♯させたもの「シ#.レ#.ファ#.ラ」と解釈したものである。

同じように、dimコードが、ルートBを基準に考えて、Bdimで考えた場合、4つ目の音だけが黒鍵なので、構成音自体が全て短3度離れているので、4つ目の音はラ♭に見える可能性が高い。