シグナル・ブルー

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シグナル・ブルー』は、森川ジョージの漫画作品。

週刊少年マガジン』(講談社)にて、1987年43号から1988年6号まで連載された。単行本は全2巻。単行本には「ジョージの日本GP観戦記」も収録されている。

F1世界選手権を描こうとした漫画であるが、F3000戦を経てF1カーのテストを行うところで「第一部 完」となっている。当時、F3000に出場し活躍していた選手が実名で登場したり、最新鋭のF1カーとしてロータス・99Tが登場している。

森川にとって『週刊少年マガジン』での2作目の連載となるが、1作目のサッカー漫画『一矢NOW』は15週で連載を終えており、本作はさらに短い13週で打ち切られる結果となった[1]。連続の連載打ち切りに、森川は数年間、連載案を作らずに他の漫画家のとことでアシスタントをして画力を上げたほうが良いのではないかと考えるようになった[2]

しかし、担当編集者だった野内雅宏(後に一迅社取締役社長)が、打ち切りは自分の責任であり、余計な指示を出して森川の良さを消してしまったのが原因であると謝りに来たのを受け、森川はもう一度チャレンジしてみようと考え直した[2]。こうして生まれたのが『はじめの一歩』である[2]

あらすじ[編集]

風間洸は18歳ながらもF3000のデビュー戦でポールポジションを獲得。粗削りで無謀な走りではあるが、風間は強敵だらけの決勝レースに挑む。

脚注[編集]