ゲーセン少女と異文化交流
ナビゲーションに移動
検索に移動
『ゲーセン少女と異文化交流』(ゲーセンしょうじょといぶんかこうりゅう)は、安原宏和による日本の漫画作品。
概要[編集]
2019年12月から作者のTwitterとPixivにて連載。2020年5月より『ドラドラしゃーぷ#』にて連載された。
ストーリー[編集]
ゲームセンターでアルバイトをしている少年の草壁蓮司。ある日、外国人の少女リリー・ベイカーが同じクレーンゲームを何時間もやって景品をとれずにいるのを見る。思わず代わりにプレイして商品のぬいぐるみをとってバレンタインプレゼントといってプレゼントする。だが、イギリスでは日本とは違ってバレンタインは男が女に告白のためにプレゼントするイベントということを知らなかった草壁。そのことを後に知った草壁は、まだリリーのことをよく知らないから恋人にはなれないがお互いを知っていけたらいいということを伝えて、異文化交流を始める。
登場人物[編集]
- リリー・ベイカー
- 声 - 天城サリー / 東山奈央(ボイスコミック・PV)
- イギリスから来た少女。13歳。日本語はあまりわからずに英語で話す。
- ゲームセンターのクレーンゲームに苦戦していたところ、代わりにプレイした草壁にバレンタインプレゼントといってほしかった「漢気コアラ」のぬいぐるみをプレゼントされて、告白されたと解釈。すぐに誤解は解けたものの、いずれ絶対に私のことを好きにさせてみせると決意している。
- 実は5年前にも家族旅行で日本に来ていたが、父親が仕事で別行動となってむくれてゲームセンターに行ったときに、妹とゲームセンターに来ていた蓮司に会って「漢気コアラ」のプレゼントをもらっていた。
- 草壁蓮司(くさかべ れんじ)
- 声 - 千葉翔也
- 18歳の男性。ゲームセンターでバイトをしている。
- ゲームセンターのクレーンゲームに苦戦していたリリーの代わりにプレイしてぬいぐるみをバレンタインプレゼントといって渡したところ、告白のように勘違いさせてしまう。そのため、今はまだリリーのことを何も知らないから恋人にはなれないがお互いを知っていけたらいいと思っていることを伝え、お互いに書き込む「ゲーセンノート」を交換し合ってコミュニケーションをとるようにした。
- 草壁 葵衣(くさかべ あおい)
- 蓮司の妹。偶然にもリリーとは同級生であり、徐々に仲良くなっていった。
- リリーがゲーセンの店員が気になっている話は知っているものの、それが兄の蓮司ということには気づいていなかった。初めてリリーとゲームセンターに遊びに行ったときも、蓮司がバレないようにチンピラ風に変装した姿だったために兄ということに気づかず、リリーは兄とは別人のチンピラ風の店員のことを好きなのだと勘違いした。
- リリーの母
- 大学生の頃に日本に留学していたこともあって日本語は達者。
- 望月 桃子(もちづき ももこ)
- 蓮司とは同じ大学の学科の女子大学生。入学式の日に会って実家の飼い犬のトモゾーに似ていると蓮司のことが気になっていた。
書籍[編集]
KADOKAWA〈ドラゴンコミックスエイジ〉より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2020年12月9日(2020年12月9日発売) | ISBN 978-4-04-073904-5 |
|
テレビアニメ[編集]
2025年7月から放送。
脚注[編集]