クジマ歌えば家ほろろ

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クジマ歌えば家ほろろ』(クジマうたえばいえほろろ)は、紺野アキラによる日本漫画作品

概要[編集]

ゲッサン』で2021年10月号から連載されている。

ストーリー[編集]

中学1年生の男子鴻田新は、言葉を話す謎の生物クジマを拾う。兄のスグルが受験に落ちてから家がピリピリしていたが、クジマが来たことで家がにぎやかになっていく。

登場人物[編集]

鴻田 新(こうだ あらた) / アラタ
中学1年生の男子。謎の生物クジマを家に連れていって仲良くなる。スグルが受験に落ちてからは、家でいつも一人でご飯を食べるようになるが、クジマがきてからは一緒に食べている。
クジマ
ロシアから日本にやってきたペンギンに少しだけ似ている姿で言葉を話す謎の生物。ロシア語と日本語を話す。3歳。他の仲間は暖かい時はロシアで暮らして寒くなると日本にやってくる習性がある生物で人間のいない森で暮らしているらしいが、クジマは親が死んでロシアの人間に拾われて育てられた。そのため人間と同じ生活をしていたが、育ての親が仲間の群れに戻る練習のためにと日本に渡るように言ったため、日本にやってきた。
自動販売機で小銭拾いをしていたところを見た新に自宅に連れられて一緒に暮らすこととなる。新の両親は最初は反対していたらしいが、川で虫を食べている姿を見て許してくれた。
食事へのこだわりは強い。
スグル
アラタの兄。昔は明るくよく笑っていたが、大学受験に落ちてから部屋に閉じこもって勉強することが増えてイライラすることが増えていった。そのため、兄の勉強に気をつかって家族も家ではシーンとすることが増えていった。突然やってきたクジマとは喧嘩することが多いが、家の状況について新には一応悪いとは思っており、新の相手をしてくれていることについてはクジマにありがたいとは思っている。
新の両親
クジマが家で暮らすことを許可する。
三ツ木 真琴(みつき まこと)
新とは小さいころから一緒に遊んでいる女子。新とは同い年で小学生までは一緒だったが、私立を受験して中学は別となっている。クジマが新の家にやってきたことをきっかけに久しぶりに家を訪れる。
真琴のおじいさん
クジマが流しそうめんをやるために竹を切った山の持ち主でクジマの存在を知る人物。最初は驚かれたが、将棋を一緒にやる仲となる。
マクシム
クジマの育ての親。

書籍[編集]

小学館ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル〉より発売。

タイトル 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
1 2022年4月17日(2022年4月12日発売) ISBN 978-4-09-851092-4
  • 第1話 初めてのブリンは塊になる
  • 第2話 大は小を兼ねる
  • 第3話 鵜の真似をする烏
  • 第4話 火の無い所に煙は立たぬ
  • 第5話 同じ羽根の鳥は生まれない
  • 第6話 兄弟は鴨の味
  • 第7話 越鳥北枝に巣くう

テレビアニメ[編集]

2024年5月10日、5月10日に単行本の最終5巻発売と同時にアニメ化を発表[1]

脚注[編集]

外部リンク[編集]