ギンカとリューナ

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ギンカとリューナ』は、渡辺シンペイによるマジカルノマドファンタジー漫画。

週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2022年41号(2022年9月12日発売)[1]から2023年19号(2023年4月10日発売)[2]まで連載された。全29話+番外編2話。単行本は全4巻。

渡辺の初連載作品である(そして、2025年時点では唯一の連載作品)。単行本4巻には渡辺の初掲載作品である読み切り漫画「ぺこぺこの病」も収録されている。

あらすじ[編集]

リューナは母を亡くし、雪深い山奥に1人で暮らしていた。ある日、動いて話もできる雪だるまギンカが現れる。ギンカはリューナに譲ってもらった帽子とマフラーの礼に訪れたのだと言う。ギンカが魔術師であることを知ったリューナは、魔術を教えてもらうように頼みこんだ。

5年が経ち、リューナは魔術師となり、ギンカの本当の身体を探すために2人で山を降り、旅を始めた。

2人は魔術師のベレッタアネモネと出会い、魔術学校へ潜入し、ギンカの身体のヒントを得ると、「豊穣の街」へと向かった。

「豊穣の街」では魔術師・ノスフェラトゥが街の人々の絶望から生まれる魔力を集め、伝説の魔術師マガラカの封印を解こうとしていた。リューナとギンカは阻止しようとするが失敗し、マガラカは蘇ってしまう。リューナはマガラカに対抗するために「記憶の魔術」を用いる。それはリューナ自身の記憶と引き換えに強大な力を得る魔法でもあった。

1年後、ギンカとリューナは再び旅に出る。今度はリューナの記憶を取り戻すために。

登場人物[編集]

「声」は、ボイスコミックにおける担当声優

リューナ
声 - 戸松遥[3]
天真爛漫であり、周囲の人々に元気と勇気を与える。
ギンカ
声 - 子安武人[3]
元は魔術師で、魔術師同士の争いによって身体を失った。
魔術の腕は高いのだが、酒呑みで守銭奴。
ギンちゃん
ギンカの欠片から生まれた9歳のギンカ。ギンカと違って冷静が賢い。
カルラ
魔術学校の上級魔術師。ギンカのライバルを自称する。ギンちゃんを奪った。
ベレッタ
裕福な貴族の娘で、魔術師。魔術学校の落ちこぼれとは本人の弁。
アネモネ
魔術学校時代のベレッタの知人。
シェヘラザート
上級魔術師で、アネモネの元師匠。かつて、ギンカに右目を奪われたため、ギンカを恨んでいる。
ノスフェラトゥ
魔術師。封印されていた伝説の魔術師マガラカを蘇らせようとしている。

脚注[編集]

外部リンク[編集]