キャラメルリンゴ
ナビゲーションに移動
検索に移動
『キャラメルリンゴ』(CARAMEL RINGO)は内海甲介の漫画作品。
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2002年22・23号から2003年16号まで連載された。全44話、話数表記は「巻ノ〇」。単行本は全5巻。
あらすじ[編集]
驚異的な能力や忍術を使い、野党や猛獣から民衆を護り、大名や姫を護衛し、財宝探しや物の怪退といった依頼を受ける戦闘集団「忍者」は人々の英雄的な存在であり、関連グッズの販売も行われていた。花形リンゴは兄・カスミのような忍者に最高忍者(キャラメル)になることを目指す。
リンゴは忍者への登竜門である「忍者大検定」を受けるため江戸に向かい、道中で出会った乱座乱士と友達になる。一次試験、二次試験の中で好敵手・王爾百天丸、カスミの嫁を目指す桜伍町寺キラリと出会う。いったんは不合格となったリンゴであったが、「黄金の忍気」を発動させたことで合格となる。しかし、リンゴは突然現れた「闇忍」に「黄金蟲(おうごんちゅう)」を身体に埋め込まれてしまう。
忍者大学校入学式を終えたリンゴたちは「歓迎会」と称した上級生たちとの闘いを強いられる。黄金蟲のために苦戦するリンゴであったが、どうにか勝利をもぎ取った。
登場人物[編集]
- 花形 リンゴ(はながた リンゴ)
- 13歳。忍者の究極の称号である最高忍者(キャラメル)の称号を持つ兄・カスミに憧れ、兄と同じ忍者を、最高忍者(キャラメル)を目指す少年。
- 乱座 乱士(らんざ らんし)
- 通称は「ララ」。亡き母と立てた「忍者になる」という誓いを果たそうとする。
- 弱虫、泣き虫であるが知識は豊富。
- 王爾 百天丸(おうじ ひゃくてんまる)
- リンゴの好敵手となる。
- 十二英雄忍(将軍から任命される忍者の上級位)の父によって幼少より厳しい訓練を課せられていた。しかし、父が母を追い出したことから、父を超える忍者になることを目標としている。
- 桜伍町寺 キラリ(さくらごちょうじ キラリ)
- 般若が彫られた巨大羽子板を持つ。羽は爆発物。カスミの追いかけであり、嫁になるのが目標。
- 綺羅 完(きら かん)
- 十二英雄忍の1人で、忍者大学校でのリンゴたちの担忍。
- 七式 ヒロミ(ななしき ヒロミ)
- 忍者大学校でのリンゴたちの副担忍。常に葉巻をくわえている。綺羅とは親友。