カムチャツケネルゴ
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種類 | 公共株式会社 |
---|---|
市場情報 | MCX:KCHE |
本社所在地 |
![]() ペトロパブロフスク・カムチャツキー |
売上高 | 351億ルーブル(2023年) |
純利益 | 18億ルーブル(2023年) |
従業員数 | 3903人(2023年) |
外部リンク |
www |
カムチャツケネルゴ公共株式会社(露:ПАО «Камчатскэнерго»)は、ロシアの電力会社。本社はペトロパブロフスク・カムチャツキーにある。カムチャツカ地方に電力を供給し、同国のほとんどの地熱発電所を運営している。
概要[編集]
カムチャツカ地方中央部並びにオゼルノフスキー電力ハブにおける主要な電力会社である。カムチャツカ地方の電力部門の特徴は、ロシアの近隣の極東地域の電力網から孤立していることである[1][2]。
発電所[編集]
2023年現在、同社(子会社であるJSC UESKを除く)は、総発電容量455.32MW(信託管理下のトルマチェフスキーHPPカスケードプラント500.52MWを含む)、総熱容量1204.73Gcal/hの発電所およびボイラーハウスを運営している。以下は発電所の一覧[1][3][4]。
- カムチャツカヤ1火力発電所 - 204 MW 289 Gcal/h
- カムチャツカヤ2火力発電所 - 160MW 410Gcal/h
- ムツノフスカヤ地熱発電所 - 50 MW
- ヴェルフネ・ムツノフスカヤ地熱発電所 - 12MW
- パウジェツカヤ地熱発電所 - 12 MW
- トルマチェフスカヤ1水力発電所 - 2 MW(信託管理)
- トルマチェフスカヤ2水力発電所 - 24.8 MW(信託管理)
- トルマチェフスカヤ3水力発電所 - 18.4 MW(信託管理)
- オゼルノフスカヤ水力発電所 - 5.57 MW
- バックアップDPS - 11.75 MW
- 電気ボイラーを含む暖房プラント - 505.73 Gcal/h
2023年のカムチャツカケネルゴの発電所による発電量は1億6360万kWh、熱供給量は1億7944万7000Gcalである[3]。
送電及び配電は、総延長4015.5kmの電圧0.4~220kVの送電線を通じて行われ、計1856.58MVAの容量を持つ984の変電所が使用され、905.8kmの熱配管ネットワークが運用されている[3]。
脚注[編集]
- ↑ a b “Схема и программа развития электроэнергетики Камчатского края на 2019-2023 годы” (ロシア語). Министерство жилищно-коммунального хозяйства и энергетики Камчатского края. 2020年4月23日確認。
- ↑ Суглобов А.Е., Древинг С.Р., Петренко В.А. Состояние и особенности энергосистемы Камчатки // Региональная экономика: теория и практика. — 2009. — № 12. — С. 2-4.
- ↑ a b c “Годовой отчёт ПАО «Камчатскэнерго» за 2023 год” (ロシア語). 2024年11月7日確認。
- ↑ “Генерирующие мощности” (ロシア語). ПАО «РусГидро». 2020年2月18日時点のオリジナル(リンク切れ)よりアーカイブ。2020年4月23日確認。