カッシオペイア
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カッシオペイア(Cassiopeia)とは、ギリシャ神話における登場人物の1人。
- カシオペア、カッシオペーとも言われる。
概要[編集]
神話[編集]
- あるとき、カッシオペイアは「自分が誰よりも美しい存在である」と豪語した[注 2]。それに対して快く思わなかったポセイドーンの妃らはこれをポセイドーンに報告。
- それを聞いたポセイドーンは、カッシオペイアの自惚れを罰するためにエチオピアの海(現在の紅海辺り)にケートス(くじら座のモチーフとなった怪物)を送り込み、水害を引き起こし、エチオピアを滅ぼそうとした。
こう見ていくと、彼女の自惚れだけでここまでに発展するのはある意味凄い話である。 - このままでは犠牲者が増えるばかり。この災害をどう鎮めるべきなのか、ケーペウスが神託を立てたところ、こんな神託がおりた。それは、
- だった。最愛の娘と引き換えに荒れた海を元に戻す方針に対し、ケーペウス、カッシオペイアはこれに妥協。アンドロメダーは海の真ん中に立つ岩場に鎖で繋がれ、ケートスに差し出した。
- ところが、運の良いことにメドゥーサの首級を持ち運んでいるペルセウスが通りかかった。そして、アンドロメダーがケートスに呑み込まれようとした次の瞬間、ペルセウスがすぐさまメドゥーサの首級をケートスに突き付けた[注 3]。ケートスは石化したのは言うまでもない話である。[注 4]
- 時は流れ、カッシオペイアは死後星座に生まれ変わったが、玉座に座った状態で拘束され[注 5]、北天の周りを休みなく回るといった見せしめの罰を受けた。
脚注[編集]
関連項目[編集]
カシオペアに由来したモノ
人物