オゾン破壊係数
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オゾン破壊係数(ODP)とはモントリオール議定書においてODP値が1と規定されるトリクロロフルオメタンに対する、その物質によって引き起こされるオゾン層の破壊度の相対的な指標である。
数値[編集]
オゾン破壊係数は物質の組成から定義される。トリクロロフルオメタンの破壊係数は約1で基準となってる。臭化物は臭素がオゾンとよく反応するため、これらの破壊係数は高くなる。
略称 | 冷媒 | ODP値 |
---|---|---|
R-11 | トリクロロフルオメタン | 1 |
R-12 | ジクロロジフルオロメタン | 1 |
R-22 | クロロジフルオメタン | 0.055 |
R-115 | クロロペンタフルオメタン | 0.5 |
R-123 | 2,2-ジクロロ-1,1,1-トリフルオロエタン | 0.0015 |
R-124 | 1-クロロ-1,2,2,2-テトラフルオロエタン | 0.03 |
R-134a | 1,1,1,2-テトラフルオロエタン | 0 |
ハロン1301 | 臭化トリフルオロエタン | 10 |