オイラーのφ関数

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

オイラーのφ関数とは、任意の自然数nに対して、nを超えない自然数のうちnと互いに素な数の個数として定義される関数である。例えば、1,3,5,7は互いに素であるため、ϕ(8)=4となる。スイスの数学者のレオンハルト・オイラーにちなむ。

計算[編集]

関数の定義から、ϕ(1)=1であり、nが素数pkのk乗である場合、ϕ(n)=(p−1)pk−1であることが直接導かれる。また、この関数は乗法的であり、mとnが互いに素である場合、ϕ(mn)=ϕ(m)⋅ϕ(n)となる。よって、ϕ(n)の値は素因数分解によって計算できる。

n=p1k1...prkr

したがって、

φ(n)=(p1−1)p1k1−1...(pr−1)prkr−1

最後の式はオイラー積で表され、よく次のように表記される。

φ(n)=n∏p|n(1−1p)

ここで、積はnを素因数分解した際に時数が0でない素数pに対して計算される。