オイラーのφ関数

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オイラーのφ関数とは、任意の自然数nに対して、nを超えない自然数のうちn互いに素な数の個数として定義される関数である。例えば、1,3,5,7は互いに素であるため、ϕ(8)=4となる。スイスの数学者のレオンハルト・オイラーにちなむ。

計算[編集]

関数の定義から、ϕ(1)=1であり、nが素数pkk乗である場合、ϕ(n)=(p1)pk1であることが直接導かれる。また、この関数は乗法的であり、mnが互いに素である場合、ϕ(mn)=ϕ(m)ϕ(n)となる。よって、ϕ(n)の値は素因数分解によって計算できる。

n=p1k1...prkr

したがって、

φ(n)=(p11)p1k11...(pr1)prkr1

最後の式はオイラー積で表され、よく次のように表記される。

φ(n)=np|n(11p)

ここで、積はnを素因数分解した際に時数が0でない素数pに対して計算される。