エスプレッソ・コーラ 児童発達支援ももの木スクール
『エスプレッソ・コーラ 児童発達支援ももの木スクール』(エスプレッソ・コーラ じどうはったつしえんもものきスクール)は、原作:ほっかむりゆり子、作画:ハシモトによる漫画作品[1]。医療監修は今西洋介(ふらいと先生)が担当している[1]。
概要[編集]
ほっかむりゆり子は、児童発達支援の現場に勤めていた経験があり、障害児を療育する児童発達支援の現場のことを漫画に描き、2023年夏にAmazonインディーズマンガなどに個人で発表していた[1][2]。この作品は総ダウンロード数300万を超え、★5評価が総計7万件超えという人気作品となった[1][2]。
これを原作とした商業誌版をハシモトが作画担当となり2026年1月23日よりカドコミで掲載を開始[2]。2026年7月8日にはコミックス第1巻が刊行された[1]。第1巻の発売にあたり、漫画家・鈴ノ木ユウ、漫画家・泥ノ田犬彦、芸人・鳥居みゆき、児童精神科医・吉川徹らが帯の推薦文にコメントを寄せている[1]。
本作は、発達障害の支援機関をはじめ、教育分野、医療分野の各専門家からの評価も高く、「次にくるマンガ大賞2026」のノミネート作品にも選出されている[1]。
あらすじ[編集]
ももの木スクールの新人保育士・山原剛は、最初の自己紹介でこの職を選んだ動機として「障害児って可愛いし、純粋でいいなと思って」と語る[3]。しかし、最初に担当することになったダウン症男児を立ち上がらせることもできず、意気消沈し「可愛くねえ……」と本音を漏らす[3]。
山原は、理想と現実のギャップに悩みつつも、子供たち1人ひとりに向き合い、次第に仕事にやりがいを覚えていく[3]。
登場人物[編集]
- 山原 剛(やまはら つよし)
- 男性の新人保育士。21歳。学生時代はサッカーをやっていた[3]。
- 高野(たかの)
- 山原の女性上司・管理責任者[3]。
- 知識、経験ともに豊富で理路整然と職務に向き合う[3]。絶望した保護者に温かい気持ちをぶつけることも[3]。
- 児童の対応で残業が発生し、神崎のおごりで夕食となった際には、ここぞとばかりに高い肉を注文するといった一面もある。
- 神崎 繭子(かんざき まゆこ)
- 施設長兼法人副理事の女性。
- 児童
タイトルについて[編集]
福祉をエスプレッソ、エンターテイメントをコーラに例え、エスプレッソとコーラという異物を混ぜたら衝撃的な味になるが、それは支援でも人間関係でも同じであり、組み合わされば奇想天外な威力になるとイメージから命名されている[3]。
脚注[編集]
- ↑ a b c d e f g “総ダウンロード数300万超え、★5評価総計7万件超えのAmazonインディーズマンガ、『エスプレッソ・コーラ』が商業誌版で刊行開始!” (プレスリリース), KADOKAWA, (2026年7月8日) 2026年7月9日閲覧。
- ↑ a b c “療育保育士マンガ「エスプレッソ・コーラ」 「ニーチェ先生」のハシモト作画で連載化”. コミックナタリー (2026年1月23日). 2026年7月9日確認。
- ↑ a b c d e f g h i j k l m 岸野恵加 (2026年7月8日). “「エスプレッソ・コーラ 児童発達支援ももの木スクール」福祉を描く──だから面白いのではない。面白いマンガだから、福祉が伝わる”. コミックナタリー. 2026年7月9日確認。
外部リンク[編集]
- 【第1話】エスプレッソ・コーラ~児童発達支援ももの木スクール~ - カドコミ
- 【公式】エスプレッソ・コーラ【KADOKAWA】(@espr_kadokawa) - 𝕏(旧:Twitter)