イチゴーキ!操縦中

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イチゴーキ!操縦中』(イチゴーキ!そうじゅうちゅう)は、林聖二によるギャグ漫画。

週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2022年52号(2022年11月28日発売)[1]から2023年20号まで連載された。全19話、話数表記は「マニュアル〇:」、サブタイトルは漢字3文字表記で「イチゴーキ! 〇〇中」、第1話サブタイトルは表題に同じ。単行本は全2巻。

あらすじ[編集]

一剛木改は、同じ団地に住む稚井崎操とな幼馴染だった。幼いころはよく遊んだが、長じるにつれマッドサイエンティスト志向の操とは距離を置くようになった。

高校入学を目前に控えたある日、「リカちゃんハウスに住みたい」と開発した薬を飲んで小さくなってしまった操が改の前に現れる。大きくなる薬を作るにはサイ金玉インパラの金玉、オカピの金玉が必要だというので、動物園へ連れて行くことになった。すると、発情して脱走した東ローランドゴリラマサロウにパウンドパンチ連打を受け、改は撲殺されてしまう。

改が意識を取り戻すと、半身メタリックボディの改造人間・イチゴーキになっていた。高校生活を楽しみにしていた改のため、操によって蘇ったのであった。しかし、自律行動型にはなっておらず、小さいままの操が耳の穴や口から中に入って操縦する必要があった。その他、メンテナンスや動力源であるガソリン注入なども手動。

お互いに1人で登校できるようになるまで、一緒の高校生活を謳歌することになる。

登場人物[編集]

「声」はボイスコミックでの担当声優

一剛木 改(いちごうき かい)
声 - 小林裕介[2]
たった一つの命を捨てて鋼の身体イチゴーキに生まれ変わる。
「隠レ100機能」として様々な機能を隠し持っている。
  • 瞬間メッキコーティング - 表面を皮膚や学生服のようにすることができる。
  • シンクロモード - 操が神経接続用の特殊スーツを着ることで、操の動きとイチゴーキの動きを同一にすることができる。
  • ロケットパンチ - 右腕がロケットとして飛んでいく。
  • (名称不明) - 尻から電磁パルス噴射し、点火することで時速270kmで飛行する。なお、少し臭いらしい。
稚井崎 操(ちいさき みさお)
声 - 加藤英美里[2]
マッドサイエンティスト。一番のポンコツ。
大きくなる薬の材料である様々な金玉をゆで卵で代用できたとかで、第9話には元の大きさに戻っているが、巨大化がとどまらず、再度小さくなる薬を使用する。
陸 嬉里(むつ うれり)
改が思いを寄せる女子生徒。小さな動物が大好きで、小さな操も大好き。
花岡 咲羅(はなおか さくら)
改のクラスメイト男子。花を愛でる趣味がある。
汰木(ゆるき)
改たちのクラスの担任教師。何事にも適当であり、スルーする。1話で改が空を飛びながら新入生の自己紹介中の教室に突っ込んできたときも、9話で操がクラスに(人間サイズで)初登校してきたときも、ほぼ無反応。
ゆるい性格なために女子生徒からの人気は高いが、安請け合いするため一部男子生徒からは反感を買っている。
なお、名前が出たのは第10話であり、単行本2巻の人物紹介でも「担任の先生」であった。

脚注[編集]

外部リンク[編集]