よみもの:ボカロという音楽ジャンルの現在と今後についての考察
| よみものページ | |
| この「よみもの」は、東北浜が執筆したものです。 他ユーザーの編集はご遠慮ください。 (誤字の修正などは歓迎いたします。) |
2025年現在、J-POPにおいて一定数の存在感を誇るボカロであるが、現在のボカロは複雑怪奇化し、ポップな曲、ダークな曲、子ども向けの曲などジャンルが複雑化した。。ボカロというのは元来、電波ソングに近いジャンルであるが、J-POPやロックなどと融合してボカロというジャンルを形成していた。現在は飽和状態となりジャンルとしてというよりはテーマ的な物になった。
ボカロの歴史[編集]
ボカロは2007年に初音ミクが発売されて以降、ニコニコ動画の一つのジャンルとして成立し、その後も、衰退、ブームを繰り返しながら今日まで一定数の人気を博す。2013年にカゲロウプロジェクトが終了し、焼け野原と言われる期間を経てポップ的な曲が増えてきた。その頃に生まれたのが千本桜やアスノヨゾラ哨戒班などであるが、これらの曲は限りなくJ-POPに近い曲で、今後のボカロにも影響を与えた。2017年以降はボカロP自身又はボカロ曲のセルフカバーでシンガーソングライターデビューをするという例が多くなり、完全にJ-POPと融合した。
コロナに入って以降、多数のヒット曲が誕生したことで、そこら中でヒットするようになった。YouTube・ニコニコ動画はもちろんTikTok上でヒットするなど、多数のプラットフォームでヒットすることで視聴者層も多様化した。
現在[編集]
現在は上記で述べたよう、ロックやポップなどのジャンルが流行するというよりかは、単体のボカロ曲がヒットするような形となった。また以前より歌詞を重視するような動きもあり、メズマライザーやモニタリングはその系譜に入る。前者に楽曲については考察がなされまくり、どう曲を評価したら良いかについても判断しかねる状態となった。この様に視聴者に曲の雰囲気を委ねるというのは2024年以降からである。またメズマライザーや雨衣の影響で、目撃!テト31世など、悪く言うと低品質な歌詞に意味合いを持たせ、考察させるような楽曲も増えてきている[注 1]。
また近年のボカロというは、曲の長さが2分程度という曲が多い、ヒット曲では目撃!テト31世、メズマライザー、テトリス、いますぐ輪廻、にゅー!支配者のキャロル、テレパシ、ラビットホール、オーバーライドなどが挙げられる。これ以外の楽曲についても3分程度の曲が多い。これについては、最近の傾向としてTikTokで流行らせるため3分程度の曲にすることが多いのだが、ボカロでは特に2分ほどの曲が多い。ボカロは10代の視聴者が多いのだが、これらの層が長い曲を聞かないといったことが考えられる。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ ダンスとか意味不明なのでこの際消します。