まりも兄弟の茶飯事

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まりも兄弟の茶飯事』(まりもきょうだいのさはんじ)は、原作:蔵人幸明、作画:イトノコによる三つ子コメディ漫画[1]

週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2024年29号(2024年6月20日発売)[2]より連載中。

あらすじ[編集]

毬茂家の三つ子兄弟、長男・壱吾は注目を集める若手芸人、次男・弐吾は人気アイドルグループの一員だった。三男・参吾は地味で、公務員志望。トラブルを避けるため、互いに三つ子であることは秘密にして生活している。

手堅い、穏やかな日々を夢見る参吾を見舞う兄2人との騒動と恋の行方。

登場人物[編集]

毬茂家
3人が三つ子の兄弟であることは、ごく一部の関係者以外には知られていない。
苺とNi・Goとは仲が悪く、美女を取り合ったと報道されたこともあるが、これは久しぶりに母親の零虎と食事をした際に泥酔した零虎を路上で壱吾と弐吾とで介護していたところを撮られたものであった。
毬茂 壱吾(まりも いちご)
長男。弟たちからは「壱兄(いちにい)」と呼ばれる。
小学生のころから仲間を集めてバズる動画を公開していたが、中学に上がるころには仲間たちは足を洗って1人になっていたところ、渕と出会う。
注目される高校生お笑いコンビ「ザリガニーズ」の「苺(いちご)」として知られる。
家ではションション低めで口数も少ない。
毬茂 弐吾(まりも にご)
次男。
アイドルグループ「WOLVERINE(ウルヴァリン)」の「Ni・Go」として知られ、ソロライブなども行っている。歌以外にも役者業でも活躍中。高校(3人とも異なる高校)では生徒会長も務めている。
Ni・Goはクールキャラで売っているが、家では真逆の人懐っこいゆるふわ系。オフのときはへらへらしているためディープなNi・Goファンの香宗我部にも「似た人」くらいにしか認識されない。
毬茂 参吾(まりも さんご)
眼鏡着用。クラスメイトからは「毬茂(参吾)って苺に似てね?」「うっすらNi・Goに似ている」などとは言われている。
家事は3人で分担ということになっているが、9割方は参吾が行っている。
自己評価低めであるが、勉強家であり努力家でもあるため、その実力が高いことは壱吾、弐吾も認めていて、なにかとあると参吾を頼る。
毬茂 零虎(まりも れいこ)
三つ子の母親。
会計コンサル業を営んでおり、多忙につきほぼ家にはいない。
三つ子の命名は3人分考えるのが面倒だったという理由で、1号、2号、3号から。
参吾関係者
香宗我部(こうそかべ)
参吾の同級生で、Ni・Goの大ファン。
いろいろあって参吾と交際中。
燕 朱莉(つばめ あかり)
参吾の同級生で、Ni・Goの大ファン。参吾は日本トップクラスのファンと評価している。
行方 千万(なめかた ちま)
参吾の上級生。参吾を生徒会選挙に推す。
壱吾関係者
渕(ぶち)
ザリガニーズでの苺の相方。
子役タレント上がりで、苺の動画視聴者でもあった。ある番組で出会って意気投合し、壱吾の誘いからコンビを結成した。
自分にお笑いの才能がなく、苺の足を引っ張っているのではないかと落ち込むが、参吾に諭される。
弐吾関係者
矢倉 丹蔵(やぐら たんぞう)
Ni・Goのマネージャー。3人が三つ子であることは知っているし、3人の自宅マンションを訪れることもある。
仕事がまったくできず、数々の失態で損失を計上するのだが、偶然にもそれを補って余りあるプラスを出す。

脚注[編集]

  1. ちゃんめい (2025年5月8日). “「まりも兄弟の茶飯事」笑えて心を軽やかにしてくれる、常識破りの三つ子コメディ”. コミックナタリー. このマンガ、もう読んだ?. 2025年9月16日確認。
  2. 兄は人気芸人&アイドル、苦労の絶えない三つ子の末っ子男子高校生描く週チャン新連載”. コミックナタリー (2024年6月20日). 2025年9月16日確認。

外部リンク[編集]