どうしても伝えたいこと

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どうしても伝えたいこととは、日本のお笑い芸人であるSAKURAIが放つ共通点クイズの要素も持った歌ネタ。

概要[編集]

「今日はみんなにどうしても伝えたいことがあるんだ」というフレーズから始まるギターを使った歌ネタであり、一般の人間にはわからない雑学レベルの共通点から見出したものを4つ挙げてから共通点をオチで放つネタとなっている。
あまりにも高い難易度や、時より共通点ではなく別の観点で歌っていたものなどもあることから、本当にクイズとして『オールスター後夜祭』やカプリティオチャンネルなどでも採用されている。

ネタの構成としては、ミュージシャンのSAKURAIがコール&レスポンスを欲しがっているという設定らしく、合間に「カモン!カモン!」と煽ったり「恥ずかしがったらダメだよ」、「ラスト行くぜ……かかってこい」など要求するようなフォーマットとなっている。
実際のお笑いライブではコール&レスポンスをやらせるようなネタは通常設けられていないため、基本的にそういったレスポンスは返ってこないことを前提にしたネタにもなっているが、あえて成功させるために先にオチを言ってからレスポンスさせることもある。
またネタのつかみである「あぁ?」についても本来レスポンスは無いことを前提にしているため、拍手などの反応があると「聞いておいてだけど実は要らない」とツッコミつつもネタに入るようになっている。(人気が出てくるとこうしたケースは増えている模様)

フォーマット自体は無限に作れる構成になっている、意外すぎる共通点をオチにするというネタではあるものの、いかんせんその共通点を見出すのが時より無理ゲーレベルの難易度となっているため、密かに盛り上がっているという状況ではある。

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>ネタの性質上、ネタバレしない状態で見ることが推奨されるので、ここでは難易度が低いものや採用されないであろうものを書いています。Youtubeなどでネタは見れるので、そちらをご覧ください。
ネタはいくつかのパターンがあるが、大抵は一見共通しなさそうな4つ(5つ以上も当然ある)から意外すぎる共通点を言うものがほとんどである。

全く共通しなさそうなものから挙げられるパターン[編集]

大半はこの共通しなさそうなものから挙げられ、そこから共通しているものを挙げるパターンが多い。

  • テトリス、ブレイブルー、プリパラ、ドラクエ:Taito Type Xのゲーム(『TGM3』、『BLAZBLUE -CALAMITY TRIGGER-』、『プリティーリズム』含、『モンスターバトルロード』。なお後述するゲームで共通することもある)
  • セキレイ、アトリ、カラス、イカルガ:ゲームタイトル(『セキレイ ~未来からのおくりもの~』、『ATRI』、『KAROUS』、『斑鳩』というゲーム。鳥の名前でもある)
  • 2004、2005、2007、2015、2016:なのはのアニメ放送(1期、『A's』、『StrikerS』、『Vivid』。最後は『Vivid Strike!』であり、一応TBS管轄になったので出題できなくない?)
  • 高佐⼀慈、水川かたまり、大水洋介、村上純:アニメの脚本経験ある芸人(『現代誤訳』。そもそもシリーズ構成をハライチの岩井勇気が担当している)
  • ロシア、イタリア・アメリカ、イタリア・スイス、中国、アメリカ、スペイン、中国、オーストリア:『ラブライブ!』の外国人キャラクターの国(「外国人スクールアイドル」における縁のある国。純粋なYOUは3名しか居ないというのもネタに入る?)

場合によっては一見共通している項が見えてきそうだが、実際はもっと違う共通点を挙げるパターンも少なくない。年号を言うパターンや、都道府県や国などのパターンもあるため、普通にクイズとして出題することが可能となっている。
芸人らしく芸能人から見出すパターンも多いが、大抵は擦りネタの一種となっている。

最後の問題では一見複雑な共通点と思わせておいて、実は大雑把な共通点というオチもあるため、最後の最後まで油断することは出来ない。

配列クイズ[編集]

  • ロロナ、トトリ、メルル、ルルア:アトリエのアーランドシリーズ(全て『~アーランドの錬金術士~』となる)
  • スープラ・スカイラインGT-R、S2000、3400S、フォード・GT、SLS AMG、コルベット、マツダ・ポルシェのVGT:『グランツーリスモ』のパッケージ車両(『7』ではビジョン・グランツーリスモなので難易度が極端に低下する)
  • アルファベット、アルファベット、アルファベット、横棒、数字・数字・アルファベット、横棒、数字・数字・数字:アトリの形式番号(YHN-04B-009)

実はある特定のランキングやシリーズ作品などで括られているものから4つ順に挙げるパターンもあり、場合によっては1からではなく途中からだったりワーストなどを紹介することもある。
文字列を分割しまくってそれを配列クイズとするパターンもあり、その場合は記号が妙な表現(~:にょろにょろ……など)に置換されることもある。

鉄道や肖像画などで左右だけで紹介することがあり、東急東横線や東急池上線のドアが開く方向については有志による調査でもほぼ合っていることが証明されている。(一部ダイヤによっては違う可能性があることも指摘されているが、概ね合っているという結論となっている)

単なるしりとり[編集]

共通してそうに見えるが単なるしりとりでしかなかったパターンも稀に存在している。

仲間外れが存在するパターン[編集]

『ジョーズ』シリーズにおいて登場したものであり、『2』~『4』は見なくていいというオチとなっている。(というより『1』の完成度が高いのが裏目に出て、続編の評価が落ちまくっているという事情もある)

略称[編集]

  • I、P、P、A:AVによく出る知的財産振興協会の略称(Intellectual Property Promotion Association)

アルファベット4文字で構成される組織名や略称を出してくることもある。

SAKURAI自身の情報[編集]

芸人のネタなので自虐も含めたSAKURAI自身のプライベートなネタもいくつか飛び出しており、絶対に分かるわけの無いのも存在している。カプリティオチャンネルでは作成者自らの情報をクイズにして採用している。

採用例[編集]

  • オールスター後夜祭

通称「SAKURAIクイズ」として、激ムズ難易度の共通点クイズを旧満州問題と同等の定番枠として出題している。

  • カプリティオチャンネル

2020年3月8日にアップロードされたカプリティオチャンネルの『【R-1ぐらんぷり】芸人SAKURAI クイズ』([1])で採用されている。