ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。
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『ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』(ここはおれにまかせてさきにいけといってからじゅうねんがたったらでんせつになっていた)は、えぞぎんぎつねによる日本のライトノベル。イラストはDeeCHA。略称は「ここ俺」。
概要[編集]
『小説家になろう』で2018年6月から2021年1月まで連載。2019年2月からGAノベルで書籍版が刊行された。
『マンガUP!』で阿倍野ちゃこによる漫画版が2019年8月3日より連載されている。
ストーリー[編集]
ラック・ロック・フランゼンは仲間を逃がすために単身で戦い、戻ってみると10年の歳月がたっていた。仲間のゴラン・モートン、エリック・イムガルト・メンディリバルに再会して、ラックはFランク冒険者として世界をまわることにする。
登場人物[編集]
勇者パーティー[編集]
ラックたちが10年前に組んでいた勇者パーティー。
- ラック・ロック・フランゼン
- 声 - 梶原岳人
- 自分がやられた魔術を解析して使える「解析(ラーニング)」の能力を持つ。次元の狭間で魔神王に深手を負わせるも追ってきた軍からエリックとゴランを逃がすために単独で戦う。魔神将との戦いで「生命転移(ドレイン・タッチ)」を食らって魔力も生命力ももっていかれるも「解析(ラーニング)」でその魔術を使うことができるようになる。補給と回復が同時に行えるようになり、魔神将の剣も手に入れ、最終的に復活した魔神王を倒すまで10年以上戦い続ける。戻ってきたときには40歳になっていたが、魔術の影響で15歳くらいの年齢の外見となっている。
- 10年間で世間的には死んでいると思われ、ラックは世界を救った英雄のように扱われている。大公の地位を与えられていることもあり、権力闘争に巻き込まれないためにもゴランやエリックに頼んで生きていることを隠すことにする。そして、Fランク冒険者として駆け出し冒険者を始めた。
- ゴラン・モートン
- 声 - 小山剛志
- かつての勇者パーティーの一人。10年後は冒険者ギルドのグランドマスター。
- エリック・イムガルト・メンディリバル
- 声 - 森川智之
- 勇者。10年後はメンディリバル王国国王となっている。
- レフィ・レオノール・アルデンヌ
- メンディリバル王国王妃。
ラックの仲間[編集]
- シア・ウルコット
- 狼の獣人族。Bランク冒険者。父親の仇である吸血鬼王を追っていた。ロックがアリオ、ジニーとゴブリン退治をしていたときに出会い、新人冒険者と思っていたこともあってゴブリンロードから逃がすために戦う。アリオ、ジニーが逃げた後、ロックと一緒にゴブリンの背後にいた吸血鬼王退治をすることとなり、吸血鬼王を倒す中でロックがラックであることを知る。
- セルリス・モートン
- ゴランの娘。
- アリオ、ジニー
- Fランク冒険者の兄妹。アリオは18でジニーは17。ラックがFランク冒険者として初の任務でゴブリン退治をするときにパーティーを組んでいる。
ギルド[編集]
- アローネ・ケントリッチ
- 冒険者ギルド本部の職員。
書籍[編集]
漫画[編集]
スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックスUP!〉より発売。えぞぎんぎつね(原作)・DeeCHA(キャラクター原案)・阿倍野ちゃこ(作画)・天王寺きつね(ネーム構成)。
| タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2019年9月12日(2019年9月12日発売) | ISBN 978-4-7575-6184-7 |
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テレビアニメ[編集]
2025年10月、2026年にテレビアニメ化されることが発表[1]。