がんばらなくっちゃ
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『がんばらなくっちゃ』は、原作:七三太朗、作画:佐藤智一による高校野球漫画。
『月刊少年ジャンプ』(集英社)にて1992年5月号から1993年4月号まで連載された。全12話。単行本は全3巻。
あらすじ[編集]
青松学園は、かつては野球の名門校であったが近年の戦績はパっとしない。それでも「名門校」のプライドもあり、前時代的な伝統にしがみついていた。監督のなり手もいないため、毎年、3年生の1人が監督になっていたのだが、実際には監督とは名ばかりの雑用係だった。
今年の3年生は試合に出場できない監督をやるのを嫌がり、大人しい2年生の木戸ひろしに監督という名の雑用係を押し付けた。木戸は練習にも顔を出さなくなり、雑用係が嫌で辞めたのかと思われたが、実は監督のための勉強と練習を重ねていたのだった。それを知った2年生の赤城は、木戸があくまで一番トップの監督であるということを利用して、偉そうにしているだけの3年生に反乱を起こし、青松野球部を強くするための革命に乗り出す。そして、野球部の主導権をめぐって3年生対1・2年生での試合が行われることになった。この試合は全校生徒が知ることになり、六大学で野球(同好会)をやっていたという校長先生が主審を申し出るような事態になる。
この試合を制した1・2年主体の新生青松学園野球部が夏の地区予選に挑む。