駅 (竹内まりやの曲)

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(えき)とは、1987年8月12日に発売された竹内まりやの楽曲。作詞者=竹内まりや、作曲者=竹内まりや。表記法は、「駅/竹内まりや」。オリジナルキーは嬰ハ短調。

歌詞の内容の意味、解説[編集]

雨が降っている様子に見覚えがあり、傘の代わりにレインコートを着て駅まで歩いていることを示している。語り手は女性で、とある駅で、1人の男性を見かけた女性の姿が思い浮かぶ。その男性は、昔、恋人であった。「黄昏」は時間帯の一つで、センチメンタルな雰囲気を醸し出す。

過去の思い出が蘇ってきたところで、孤独でいることに慣れた感覚でも、苦難を乗り越えてきたことで、今後の再会を言葉で表現しようとしても、何を言えばいいのかわからなくなった。語り手が誰かにものを言えない感じである。

彼と別れてからいつか再会するまでの2年間で、どのように変化してきたかが想像される。それぞれ別々の人生を送るようになるのは当然で、この時女性が考えたのは、現在のお互いの状況を髪の毛で表現している。2人とも過去を思い出しながら、それぞれの帰る場所へ戻って行く。

誰もが、直接同じ車両に乗ることはあり得ないので、1つ隣の車両から、過去に会った恋人を遠くから見つめており、何も思わずに泣きたくなる気持ちになる。今更、男性が自分に対してどう言っていたかの理解がやっとだった。

駅には、いろいろな列車が到着したり、出発したりし、数えきれないほどの人数がいて、人ごみの中から、男性を寂しく見送る女性の姿が浮かんでくる。電車の交通機関を使い、目的地の駅に着いたときには、雨がやみかけている。

カバーしたアーティスト[編集]

  • 岩崎宏美
  • 徳永英明
  • 島津亜矢
  • 石川さゆり
  • ジェニファー
  • JUJU
  • 森山良子
  • Tiara

音域データ[編集]

  • オリジナル…最低音=F#2(約185Hz)、最高音=A3(440Hz)。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]