老年への過渡期
老年への過渡期(ろうねんへのかとき)とは、中年期と老年期の中間、中年期と高齢者の中間に当たる世代で、60代前半(60歳~64歳)、または60歳前後~64歳、57歳~64歳をいう。「高齢者への過渡期」「老人への過渡期」「老年期への過渡期」ともいう。中年から老年への橋渡し・移行期で、中年期をすでに終え、中年期の次に当たり、中年期でもなく、老年期でもない微妙な時期に当たる。向老期、プレシニア期ともいう。シニア世代の前半に当たる。年配者のことである。年を取っていること。年齢が相対的に高く、年齢を多く重ねた時期。60代前半を意味する「老年への過渡期」の英語表記はtransition to old age。「young-old age」とも書かれる。「向老期」は、読んで字のごとく(文字通り)「老年に向かう準備期間」「老いに向かう時期」「老年期の前段階」「老人になりかけている過渡期の段階」のことである。固有の移行段階の一つである。
中年期は40歳~上限で59歳/40歳~50代半ば(55歳)までで、老年期は65歳以上で、中年期の次の世代は、中年期と老年期(高齢者)の中間「老年への過渡期=60代前半」という独立した区分を設けることが必須であり、その方が、人間の年齢層の区分の段階、各発達時期・各発達段階の変化として重要な区別で、きめ細かく理解でき、年齢層の区分として、目安となり、バランスの整合性が良くなり、スムーズに繋がる。
本格的な老年に入る前の5年間程度の準備期間とされている時期で、老人の準備段階に当たる。男性では「おじいちゃんへの過渡期」、女性では「おばあちゃんへの過渡期」という。
更なる老化のリスクが増す時期である。心理的変化は、残された時間の意識とされている。60歳は、2度目の老化加速を自覚し始める「境界」に位置するためである。
「老年への過渡期」は、アメリカの心理学者、ダニエル・レビンソンが提唱した発達段階理論における正式な年齢層の用語である。
「老年への過渡期」は、色と季節に換算して区分すると、11月に当たる。白秋期の後期の世代に当たる。白秋期の中に含まれている一つである。