定型発達者
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定型発達者(ていけいはったつしゃ,typical development)とは、発達障害でない多数派の人々である。定型発達に類似した概念としてneurotypicalがある。neurotypical(神経学的定型)の場合は、次の定義がある。
- 発達障害でない多数派の人々
- 精神疾患でない多数派の人々
- 自閉スペクトラム症ではない多数派の人々
neurotypicalの概要[編集]
- その起源はAutism Network Internationalにあり、当初は自閉スペクトラム症ではない人々のことを指していた。[1][2]
- その後、発達障害でない多数派の人々という定義に変わっていき、「自閉スペクトラム症ではない多数派の人々」はallismと自閉症コミュニティでは呼ばれるようになった。
- neurotypicalの対義語としては、neurodivergentが多く使われる。neuroatypicalが使われることもある。
使用状況[編集]
- neurotypicalは、ニューロダイバーシティコミュニティでこの用語は使用される傾向にあるが、他でも使われることがしばしばある。
- 日本において、「定型発達」という言葉は、一般の定型発達者の間ではほとんど使われていない。
私見[編集]
これは1編集者の私見。(編集者:N.K))
通常、「普通」「多数派」にこだわりを感じる定型発達者は圧倒的多数派(マジョリティ)であるため、彼らにとってマイノリティの意見は聞こえないことが多い。周りのマジョリティ派の声にかき消されてしまうからである。だから、「みんなそうしているから自分は正しい、マイノリティ派は間違っている」と思ってしまいがちで、とても怖い。しかし、現代のネットはそのようになりがちである。