リスペリドン
(リスパダールから転送)
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リスペリドンあるいはリスパダールとは、非定型抗精神病薬である。主に統合失調症の陽性症状に対して使われる。[1][2]
効果[編集]
興奮や幻覚、妄想などといった陽性症状を改善する効果が期待できる。自閉や感情鈍麻などといった陰性症状には効果はない。自閉スペクトラム症に対して使われることがあるが、自閉スペクトラム症でも自閉のような陰性症状に効果はなく、易刺激性にのみ効果がある。[1][2]
副作用[編集]
食欲不振、不眠、不安、アカシジア、振戦、構音障害、眠気(傾眠)、めまい・ふらつき、流涎過多、便秘、吐き気(悪心)、嘔吐、筋固縮、月経障害、易刺激性、倦怠感、口渇が5%以上に見られる。[1][2] 本剤の投与により、高血糖や糖尿病の悪化があらわれることがある。[1][2]